ライフワークを作ろう。

  • 2018年1月7日
  • 2021年12月17日
  • ブログ

みなさん、明けましておめでとうございます。

すっかり年も明けて、もう仕事はじめの方もおられると思いますが、

年始一発目のブログは、「ライフワークを作ろう」というお話です。

 

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チャーシュー作ってみました。

いきなりですが、私のライフワークのひとつは「うまいものを食べる」ということです。

それを実行する為の手段が趣味である「料理」であったり「釣り」なわけですが、最近はその方法を人に伝えるため、動画作りなんかも楽しんでいます。

昨年は次世代ライフワーク研究所というものをYoutubeで立ち上げ、動画作成を始めたのですが、私のPCがスペック的にどうにもならず、半ば放置状態で中断していたのですが、昨年末に友人に破格で良い機体を組んでもらったので、今年は動画作りも頑張っていきたいと思います。

 

で、さっそくなのですが、昨年末、お正月用の「チャーシュー」を作ったのでそれを動画にしてみました。

まぁ、きれいなスタジオで撮ったのではなく、自宅のキッチンでおっさんが作ったものなので、インスタ映えするようなものではありませんが、もしよかったらYoutubenoリンク張っておくので見ていただければ幸いです。

ラーメン屋さんのレシピをベースに入手しやすい材料でレシピ修正しているので、味はめっちゃいいですよ。(画像をクリックでYoutubeに飛びます)

 

時代に合わせた働き方をすべき理由

さて、今まで多くの日本人は「仕事一本槍が正しい姿」という人が多かったと思います。

仕事の為に生きている人、確かにそれはそれで素晴らしいことではあるのですが、ライフキャリアという人生全体で考えるとそれは少し偏った考え方と言わざるを得ません。

もちろん、仕事が好きで仕方ないという人はそれでいいのかもしれませんが、中には仕事以外にも好きなことがあるけど、なかなかできていないという人は多いと思います。

 

昨年、政府より働き方改革が打ち出され、業務時間が制限された職場も多いと思います。

昭和の高度経済成長期やバブル期のように仕事をしていれば、お金がいくらでも稼げ、その財力をもって欲しいものを手にし、思い通りの人生を送ることができる。そんな生き方や考え方はもう残念ながら通用しない世の中になってきています。

 

ここで、このブログの目的でもある「人間は幸せになるために生まれてくる」ということと、主題でもある「これからの働き方をリモデルしよう」という部分との関係性が生まれてきます。

 

必ずしも「お金=幸せ」ではない

昨年末のブログでは成長ということについて、上記の記事を書きましたが、結局のところ人間にとっての幸せとは、自分の生命や財産、地位などが維持、発展することであり、その手段としての「お金」であったり「立場」だったりするわけですが、残念なことに現代において「幸せ」とはお金持ちになることを指していることが多い気がします。

確かにお金を得ることは、一つの成功ではあるのかもしれませんし、むしろ稼がないと人は生きていけないのも事実です。ですので、お金を稼ぐこと自体が悪いことではありません。

ですが、「人生の幸せ」という論点で考えると、お金は一要素ではあるものの、それが全てではないというのが結論です。

 

例えば、億万長者になったところで、一人も心を許せる人がいなければ孤独です。いくらお金を稼いでも使う時間すらなければ、それはそれで不幸です。

また、豪遊したとしても、その時は楽しくても周りにあつまるのは、そのお金を目当てに集まってくる人ばかりで、あなた個人を心底心配してくれる人はどのくらいいるかは疑問です。世の中「金の切れ目が縁の切れ目」なんて言葉もありますが、実際問題そういうことは多々あるわけです。

また、過度に遊び歩いた結果、金銭感覚が狂ってしまい人生をおかしくしてしまう人もいますよね。元々誠実だったとある社長さんが事業で大儲けし、毎月何千万もキャバクラに突っ込んでしまい、奥さんから三行半をつきつけられたなんて話もあるくらいです。不摂生が祟って体を壊すこともあるでしょう。事業に成功してお金が儲かったことで、幸せになったつもりが、実際は不幸に猛進していたなんて事例がこの世の中にはたくさんあります。

あえてマイナス面ばかりを並べましたが、もちろん、そういったことが全てではないのも知っています。

ただ、考察の結果として「お金=手段」であり、「お金持ち=幸せ」ということには残念ながら直結しないのです。

その逆、家族や真の友人はお金の有無に関わらず、あなたのことを心配してくれますし、道を違えれば叱ってくれます。

お金は、無ければ無いで不幸の要因になってしまうものですが、最低限あれば、それよりも幸せな人生を送ることができる方法があるのです。

それが冒頭お話した「ライフワーク」をもつことだと私は思っています。人間好きなことをしている時が一番幸せですからね。

ライフワークが人生を幸せにする

ライフワークを持つということは、心の支えを持つということです。

もし、あなたが今の仕事が心底好きであれば、毎日没頭するのもいいでしょう。

ただ、ご存知の通りこれからの時代では、社会の仕組み上、モーレツ社員はできません。会社員のままで残業200時間とかではこれからの社会では会社に迷惑がかかります。

あなたが自分の会社をブラック企業化している。そう思ってもらっても過言ではないと思います。

ですので、もし心底仕事に没頭したいのであれば、独立したり、フリーランスとして会社と受託契約を結ぶほうが、お互い傷つきませんし、好きなことを心おきなくできるでしょう。

 

また、仕事は生活の為・・・という方も多いと思います。

昔、バンドをやっていたとかスポーツをやっていた演劇に情熱を注いでいたという人は、これからは好きなことどんどんやればいいと思います。どのみち仕事時間は制限されるわけです。

でも、本気でそれをやろうと思うとお金も必要になる・・・だから仕事しなきゃ・・・というのは、今となっては少し短絡的すぎます。

好きなことをお金にする仕組みを持てはいいのです。副業ではなく、趣味がたまたまお金になるケースだって世の中たくさんあります。その道でそれなりになれば、企業から提供を受けることもあるでしょう。一昔前であれば、難しいことでしたが、今の時代であれば、個人がどんどん情報を出していける世の中になったからこそできることだと思います。

実のところ人間、自分の好きなことを人に教えことで、自らもさらに上達するものですし、人に教えることで世の中の役に立ち、もっとうまくいくように向上心もでてきます。

 

つまり、ライフワークを持つことで自身の生命が維持、発展することになり、十分な幸福感を得られます。お金はほどほどでも幸せになれるのです。

 

お金があれば、チャーシューなんかも自作などせず、楽に買うことができるじゃん!って意見もあるかと思いますが、それでも目的は達成できるのかもしれませんが、自身の経験にはなりませんので、ライフワークとしての意味合いは薄れてしまうとは思いませんか?

外食して思うのは、この金額を払って、このクオリティか・・・とガッカリすることがありますが、例えば半分の値段でより美味いものが作れれば、そのほうがはるかにコストパフォーマンスが高いわけで、仮に失敗したとしても、自身の経験にもなり、ノウハウも集まってくる。別にいやいや苦手なことをやっているわけでなく、自分自身好きでやっていることですので、生産性も高いですよね。

 

もうひとつ例を挙げるとすると、みなさんはExcelのミケランジェロってご存知ですか?

GIGAZINE

数年前にも話題になってGIGAZINEでも取り上げたことのある「Excelを使って絵画を描く日本人アーティスト」こと堀内…

この方も最初は趣味の延長線上だったのが、今では立派な「画伯」です。

「継続は力なり。」まさにこれですね。

好きなことをやっていれば、人間幸福感を感じることができて、ある一定ラインを超えれば、収益化すらできる時代となりました。

 

AIやIoTで仕事そのものが、機械に代替えされていく時代、作業は機械に任せ、人間は空いた時間でAIやIoTにできないことをやる時代になっていきます。

もちろん新しい職種もたくさんでてくるでしょう。膨大なデータを取りまとめ解析する「データアナリスト」的な仕事はこれからのトレンドになりますが、AIやIoTができないこと、それは何かを生み出すこと。私たちが持っているノウハウをもって作り出すことなんだと思います。

個性は人生を面白くするスパイスだ

とはいえ、かく言う私も釣りや料理を四六時中しているわけではありませんし、それら全てが収益化する仕組みをもっているわけでもありませんが、たた、それでも、釣りや料理が得意ではない方から比べると、多少なりとも教えることくらいはできますし、そうやって試行錯誤していく中に人とは違ったオリジナリティを見つけることができる。そうおもっています。

結局のところ、よくお店や企業が差別化だ競争力だなんていうのは、大方この類の話なので、みんなと同じでは埋もれてしまうだけです。差別化というものは人とは違った視点で見た場合にどう見えるかということなので、同じ土俵で力士100人では代り映えしないのです。

少し人と違ったところがあるほうが、人生を面白くするスパイスです。

さて、みなさんの人生を面白くするスパイスはなんですか?

そのスパイスを使いライフワークとすることが「人生を幸せ」にする近道だと私は思います。

 

まぁ、この手の話は必ず、賛否両論あるとは思いますが、結果的にみなさんが「幸せな人生」を過ごす一助になれば、幸甚です。

どうぞ、本年もよろしくお願いいたします。

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